ドキュメンタリーにしてやられる
DVD見てる暇なんてないのに又借りて来てしまいました。
公開時ぜったい見たいと思っていた作品。
エレファントカシマシの宮本浩次を密着したドキュメンタリー。
是枝さんがプレデューサー。
エレカシが世間で知られるようになり
TVでの露出が増え武道館で正月連日ライブも行うようになっていたのは
確か二、三年前の話。私のエレカシの勝手なイメージは
宮本浩次の音楽をありのまま、好きなように発表してるというイメージ。
好きになった頃のエレカシっていうのは
すごくまっすぐだけど綺麗な詩と音が印象的で
そんな入りやすい音楽で私はいっきにファンになったのを覚えている。
それから昔の音源を買ってみたけれど、まったく違う印象と音のエレカシに出会った。
これこれ、このアルバム。
聴いたときなんだこれ?って思ったけれど、笑。聴いて
いくうちにじわじわよくなってくる。いい音楽だけど
この人たち売れる気ないのかなとも思ったりもした。
万人に聴かれるようには作っていない感じがした。それから四年後・・
何かしらの変化があってこのアルバム発売
全部好きででかなり聴いたな・・。
それからエレカシの音楽を遠くから見つめてきたけれど
様々な変化をしすぎるエレカシをどうなっちゃうだろうと思ってもいた。
でも
このドキュメント映画を見てその答えははっきりしました。
エレカシの音楽はは宮本浩次の人生の音楽だ。
空想の世界じゃないあまりにも正直な直球な音楽が私は好きだな。
このドキュメントではレコーディング風景やスタジオで頭のくしゃくしゃ
させながら悩み詩を殴り書く宮本さんが長時間撮影されてます。お家で
パスタ茹でてレトルトのソースかけて食べて、ちゃんと食後は皿洗ってる
姿が少し哀愁ただよってて逆に男前に見えました。音楽やってる人達ってこんなにも
ストイックに追求しながら音楽を一曲一曲つくり出す作業をしてるのですかね・・
この映像見て良かった・・。ミュージシャンってすごいんだね。
早くエレカシのライブ行きたい・・・・